むこうがおかクリニック

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新型コロナウイルスPCR検査のご案内  症状出たらすぐ検査!

新型コロナウイルスPCR検査(院内迅速)最短5分!で結果判明

従来の新型コロナウイルスPCR検査は最も早いものでも、40分を要しましたが、この度当院が導入した迅速PCR検査機器は、実用機として世界最速です。
陽性判定は5分、陰性確認(最終)でも13分です。
陰性一致率99.4%、陽性一致率95%、感度100%と、大手検査会社の精度と同等以上です。

≪検査の安全対策について≫

検査室内には、ウイルスの1/6の小さな粒子まで余さず補足するエアドッグ、人体に安全な0.01ppmの低濃度オゾン+紫外線滅菌機が設置されています。
検査終了毎に高濃度300ppmオゾンで殺菌、検査室内を完全滅菌させております。

新型コロナウイルスPCR検査(外注)  発症当日でも検査可能!

当院の院外外注による新型コロナウイルスPCR検査は、日本で一番検査精度が高く、なおかつ日本で一番結果報告が早い検査会社に依頼していますので、従来の一般的な院外外注による新型コロナウイルスPCR検査より1日早く結果がでます。
午前検査の方は、夕方5時に判明。
午後検査の方は、翌日13時に結果が判明します。

新型コロナウイルスPCR検査料

  有症または医師が必要と認めた方 自費の方 結果判明時刻 検体 精度





無料(公費)
但し、速報料金(+証明書込)として15,000円が必要です。
30,000円
(証明書料込)
グループ割引あり
13分 鼻咽頭 陰性一致率99.4%
陽性一致率95%
正確度99.8%





無料(公費)
証明書をご希望の場合は別途10,000円が必要です。
検査数の増加に伴い結果判明に5日以上を要します。 唾液 陰性一致率99.0%
陽性一致率95%
正確度99.0%

※精度・感度は、ほぼ同等です。
※迅速検査はご希望が多いため、院内迅速検査につきましては自費検査の方を優先とさせていただいております。

PCR検査とは

PCRとは、polymerase chain reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略語です。
ポリメラーゼとはDNAやRNAというウイルスの遺伝子を構成する一部です。
PCR検査は、ある特殊な液体に検体を入れ、ウイルス遺伝子の特徴的な一部分を切り取り連鎖反応で増幅させる検査です。
患者様の検体に試薬を添加することで、新型コロナウイルスの一部分を見つけ、その部分を増幅させることで、極微量のウイルス量であっても判定が可能な検査です。

新型コロナウイルスPCR検査の正確性

今までの新型コロナウイルスPCR検査の陽性率(感染している人を調べた場合、陽性と出る確率)は70%程度でした。
また、陰性率(感染していない人を調べた場合、陰性と出る確率)は99%ほどと言われております。
つまり、感染していても30%の人は陰性として見過ごされてしまうことがあり(偽陰性)、感染していないにも拘らず1%の人は陽性として誤った診断を下されてしまうことがあります(擬陽性)。
しかし、当院の検査機器は、陽性率90%、陰性率は99.4%と画期的な精度を誇ります。
一方、抗原検査は発症から2~9日目にまでしか検査できません。特に無症状の方には抗原検査の適応はありません。
この発症日が不明確の方も多いのが現状ですので、抗原検査はその症状とともに検査のタイミングが難しいです。
新型コロナウイルスPCR検査では、発症日に関係なく症状が出た時点、初期より検査が可能です。

社会復帰の目安

新型コロナウイルスPCR検査が陽性の方はいつから感染から回復したと判断するとよいのでしょうか。米国医師会雑誌JAMAが発表した論文では、新型コロナウイルスPCR検査では喀痰や便からの検体だと最低でも1ヶ月以上陽性が持続します。1番期間が短い鼻腔からの検体も3週間は陽性となります。これはすでに感染性のないウイルスを検出しているおそれもあるので、新型コロナウイルスPCR検査での回復の判定は難しいということになります。
米国CDC(疾病予防管理センター)の方針では、医療従事者で新型コロナウイルスに感染した場合、発症後10日を経過して呼吸器症状や発熱が72時間みられなければ仕事復帰して良いとしています。

新型コロナウイルスPCR陽性と他人への感染性について

オックスフォード大学の研究論文によると、
症状発症から8日経つとPCR陽性でも他人にうつす感染性はなくなること。
PCR検査の核酸増幅操作サイクル回数によって陽性となる確率が変わるということ。
感染症学の定説として症状発症から7~14日経過すれば人にうつす可能性はないと言われてました。
日本では、一般的に安全を見込んで発症後2週間経過してから外出が可能とされています。
アメリカでの研究報告では7日で十分感染性は無くなるとのことでした。
最新の研究結果でもPCR陽性でも発症から8日以降には人にうつす感染性はないと結論づけられました。
PCR検査の核酸増幅操作サイクル回数とは、微量なウイルス量をどれだけ増幅させるか、ということです。1サイクル回すとウイルス量は2倍になります。そのサイクルを何回行うかで、結果的に作られるウイルスの量も変わり、それによって陽性と判定されるかされないかが変わるようです。
アメリカなどの海外は35サイクルで、日本は40サイクルです。そのため日本の検査様式では32倍も多く検出されるということになります。
マスコミでは、最近陽性者の急増が騒がれていますが、このようにサイクル数が多い日本の検査では、感染していてもウイルス量がごく微量であるため他人に感染させる可能性がないにも拘らず、陽性⇒感染性あり、と判定される場合もあるということになりますね。逆に海外は陽性になりにくい、ということになります。
ですが、無症状でPCR陽性だからといって感染性が無い、と決めるのは時期尚早です。無症状でも感染性のある方は存在しますので他人への配慮を忘れてはなりません。
当院の迅速検査のサイクル数は、世界標準の37回です。
この点で、当院の迅速検査機器は、ご本人の感染の有無と他人への感染性の判断の両方に有効な唯一の検査機器です。

抗原検査   新型コロナウイルスPCR検査のスクリーニングとして

抗原検査とは

インフルエンザの簡易検査が抗原検査です。
鼻咽頭から検体を採取し、それに試薬を加えますと、15分で結果は出ます。
抗原検査は正確なのでしょうか?
インフルエンザウイルスの検査はかなりの確率で偽陰性や偽陽性が出ます(検査時に鼻出血を起こすとかなりの高確率で偽陽性となります)。つまり、感染していないのに陽性と出たり、感染しているのに陰性と出たりします。
新型コロナウイルスでも抗原検査はPCR検査と比べて少し正確性は劣るようです。
アメリカでは2020年5月10日より、日本では5月13日より抗原検査を開始しております。
抗原検査はPCR検査よりも正確性はやや劣りますが、何より15分で判定可能であることより臨床症状と合わせるとPCR検査を補う検査としては十分有用であると言えます。
すなわち、抗原検査はPCR検査の結果判明までを補完するスクリーニング検査としての位置付けです。
抗原検査が陰性の方では感染を否定出来ないため、症状に応じてPCR検査を行う必要があります。

抗体検査

抗体とは

抗体とはウイルスが体内に入ってきた時にウイルスを体内から除去しようと身体が作り出すタンパク質です。ウイルスに結合することでウイルスを排除します。抗原・ウイルスが体内に入ってから数日から数ヶ月して抗体が作られます。
抗体を体内に持つことで、再度同じウイルスが体内に入ってきても抗体がウイルスにくっついて排除してくれます。

抗体検査が陽性の意義

抗体検査が陽性だと、以前に新型コロナウイルスにかかったことが証明されます。
また今後、同じ新型コロナウイルスが入ってきても抗体が排除してくれるため感染しないとされてます。
アメリカ、ニューヨークでは20%の方が抗体陽性であったとのことです。これは発表されている感染者の数十倍に当たります。
つまり、感染していても気づかない軽症者がたくさんいるということになります。

抗体検査の正確性

2020年当初、中国製の抗体検査キットは陽性率が不正確だとして回収されました。
その後、製薬大手ロシュ社は、新型コロナウイルスにかかった方からの100%抗体陽性が見られた検査キットを開発しました。正確性はほぼ100%です。

新型コロナウイルス抗体検査の今後の活用の仕方

抗体検査を受けて結果が陰性の場合は、今後もなるべく人混みを避けて生活していく必要があるでしょう。
抗体検査結果が陽性の場合、免疫獲得により再感染の可能性は低くなります。
抗体検査は感染既往の有無と再感染の可能性(=社会復帰の目安の検査)を見るのに有効です。
新型コロナウイルスは、感染後数か月に亘りウイルスが検出され続けることもあるため、PCR検査は仕事復帰や感染性の目安とはしにくいですが、抗体検査で抗体があれば、仕事に出社しやすくなりますし人混みを避ける必要もなくなるでしょう。

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